型枠工事いろは(記事一覧11)
COLUMN
水の侵入の恐れがある場所の型枠工事
型枠工事では、地下室や擁壁などで、地下水や川の水などがコンクリートの中に侵入する恐れのある場所を工事する場合があります。そこに用いるセパレータには、止水板と言われるゴムが取り付けられたセパレータを用います。ゴムによって水の侵入を防ぐことができます。
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型枠工事の緊結材とは?
型枠工事の緊結材とは、セパレータやコーン、フォームタイなど、せき板をきつく締め付けて固定するための金具のことです。セパレータはせき板の隙間を保持するためのものです。コーンはセパレータの先に付ける円錐状の器具です。フォームタイは、せき板を固定するパイプを固定するものです。
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透水型枠工法とは?
せき板の表面に微少な孔の空いたシートや織布を貼り付けたものを用いて、コンクリートを打設する工法です。コンクリートの余計な水分や空気が抜けるので、ジャンカが起こりにくくなり、コンクリート表面の仕上がりが緻密になります。せき板にも水や空気が抜ける穴を、所々に空けておきます。
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木製せき板の保管方法は平積みが基本
型枠工事で用いられる木製のせき板は、保管するなら基本的には平積みにします。そのときに、せき板の下側に受け材を敷きますが、敷き材は2本にしておいた方が良いです。3本にすると、両端のどちらかの受け材が、重みで沈んでしまうと、せき板が反ってしまうからです。
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型枠で用いるせき板のB-C品とは?
型枠工事で用いられるせき板には、表面の状態をA種からD種までの基準で表します。その中には、B-C品と言われるものがあります。B-C品とは、片面がB種、もう一方の片面がC種のせき板のことです。
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パイプサポートの接手
天井の高さが高いところにあるスラブの型枠工事をするときに、サポートが届かない場合があります。その場合はサポートを継手して使用することができます。体育館のように継手しても届かない場合は、枠組足場を転用した枠組支保工を用います。
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鉄筋の上を歩くための歩み板
鉄筋コンクリートのスラブ部分の鉄筋をくみ上げたら、その上を歩くと、鉄筋の結束が崩れたり、鉄筋がズレたり曲がったりするなどのトラブルになる可能性があります。それを防ぐために、鉄筋の上に歩くための板を渡します。その板のことを歩み板といいます。
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鉄筋の先端に被せるキャップの役割
鉄筋コンクリートの現場で、鉄筋が下から垂直に出っ張っている場合、その先端に黄色いものが被せてあることが多いと思います。その名称をプラスチックキャップ、もしくは単にキャップと言います。
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鉄筋コンクリートで使用される異形鋼棒とは?
鉄筋コンクリートで型枠の中に入る鋼棒は異形鋼棒と言われるものです。異形鋼棒とは、通常の鉄の丸棒に「ふし」と言われる凸凹が付いたものです。異形鉄筋とも言われます。
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プレキャスト工法
薄肉のプレキャスト型枠を使用して、打ち込まれたコンクリートと一体化させる型枠工法のことです。プレキャストとは、「形成済み」という意味です。プレキャスト工法は、鉄筋コンクリートの柱や梁、壁などに使用されます。
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合板代替型枠の材質
合板代替型枠とは、合板を用いない型枠です。材質には、金属系と合成樹脂系のものがあります。合板よりも繰り返し使用することができたり、スラブの合板はそのまま設置したままにしたりします。
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埋め戻し型枠工法とは?
埋め戻し型枠工法とは、基礎地中梁の躯体工事をするときに合板で型枠をつくらずに、土圧に耐える構造の特殊な鋼製型枠などを用います。その後に掘った土を埋め戻してコンクリートを打設します。
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