型枠工事いろは
COLUMN

プレキャスト工法

薄肉のプレキャスト型枠を使用して、打ち込まれたコンクリートと一体化させる型枠工法のことです。プレキャストとは、「形成済み」という意味です。プレキャスト工法は、鉄筋コンクリートの柱や梁、壁などに使用されます。

薄肉のプレキャスト型枠を使用して、打ち込まれたコンクリートと一体化させる型枠工法のことです。プレキャストとは、「形成済み」という意味です。プレキャスト工法は、鉄筋コンクリートの柱や梁、壁などに使用されます。

プレキャスト工法のメリット

プレキャスト工法は、型枠がコンクリートと一体化するため、型枠の撤去作業がいらないので、人員の省力化や工期の短縮が可能といったメリットがあります。

また、型枠が決まったものを使用するので、共通部分の多い型枠工事の場合、型枠の組立も省力化ができます。

プレキャスト工法での注意点

プレキャスト型枠がそのまま仕上げとなる場合は、型枠に傷がつかないように、型枠の取り扱いに注意が必要です。型枠設置時だけでなく、型枠の運搬時や、型枠の取り付け後にもその注意が必要となります。