型枠工事いろは
COLUMN

水の侵入の恐れがある場所の型枠工事

型枠工事では、地下室や擁壁などで、地下水や川の水などがコンクリートの中に侵入する恐れのある場所を工事する場合があります。そこに用いるセパレータには、止水板と言われるゴムが取り付けられたセパレータを用います。ゴムによって水の侵入を防ぐことができます。

セパレータの箇所だけでなく、コンクリートの継目でも水が染み出てくることがあります。コンクリートの継目にも、止水板を挿入してコンクリートを打ちます。

そのような工事を行ったとしても、地下室の工事では、壁から水がにじみ出てくることがあります。コンクリートにひびが入って水漏れがおこることもありますが、ひびが入ることは論外で、補修が必要です。