型枠工事いろは
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木製せき板の保管方法は平積みが基本

型枠工事で用いられる木製のせき板は、保管するなら基本的には平積みにします。そのときに、せき板の下側に受け材を敷きますが、敷き材は2本にしておいた方が良いです。3本にすると、両端のどちらかの受け材が、重みで沈んでしまうと、せき板が反ってしまうからです。

また、せき板を平積みしたら、その上から防水シートを被せます。防水シートによって、せき板を天から守りつつ、晴れの日の直射日光が当たることを防ぐことができます。

せき板に雨や直射日光が当たると、せき板の中にある成分が出てきて、コンクリートの仕上がりが悪くなったり、硬化不良を起こしたりすることがあります。