型枠工事いろは
COLUMN

床型枠工事(スラブ型枠工事)

床型枠工事とは、床部分の型枠を設置する工事のことです。基本的には、鉄筋コンクリートの下側のみに型枠を設置します。床型枠工事には、さまざまな工法があります。

床型枠工事(スラブ型枠工事)とは

一般的な床型枠工事の工法は、土間やコンクリートの上にパイプサポートを立てて支持し、その上側に平らに型枠を設置します。その上側にコンクリートを打ち込んで、床をつくります。

床のことをスラブと呼ぶこともあり、床型枠工事のことをスラブ型枠工事と言われることもあります。

床型枠工事の施工方法

床型枠工事の施工方法には、さまざまな種類があります。先ほど述べた一般的なパイプサポートを立てて型枠工事をする方法や、軽量型支持梁工法と言って、専用の横架材を梁や壁型枠にかけて、この梁の間の支柱を少なくする工法があります。

また、デッキプレート型枠工法と言って、床に金属の板を張り巡らせて、床部分の型枠工事を簡略化する工法もあります。この工法では、デッキプレートはコンクリートが固まっても打ちっ放しにします。

デッキプレート型枠工法は、大型のビルによく用いられます。