型枠工事いろは
COLUMN

一般型枠とは

一般型枠とは、せき板やパイプなどを用いて行う型枠工事のことです。一般型枠には、主に基礎型枠、地下外壁型枠、柱型枠、梁型枠、壁型枠、床型枠、階段型枠の7種類の型枠工法があります。

基礎型枠

基礎型枠とは、「縁の下の力持ち」とも言える基礎工事です。人の目に付かない場所なので、表面の仕上がりを重視するよりは、重量物に耐えられるように所定の寸法が確保されているかといった品質が重要になります。

地下外壁型枠

地下外壁型枠とは、地下室や地下車庫などの外壁の型枠工事です。せき板の固定は、壁側に打ち込まれたH型鋼に固定する方法と、斜めの支持棒で支える方法があります。

柱型枠

柱型枠とは、四角い柱をつくり上げるための型枠です。柱をぐるりと一周囲むような型枠になります。

梁型枠

梁型枠とは、天井から飛び出している梁部分の型枠です。両サイドを挟み込む型枠と、下側を支える型枠を設置します。

壁型枠

壁型枠とは、建物の壁をつくり上げるための型枠です。内壁部分と外壁部分の型枠で、パネル化された型枠を用いられることもあります。

床型枠

床型枠とは、床部分をつくり上げるための型枠のことです。床部分のことをスラブとも言います。

階段型枠

階段型枠とは、階段部分をつくり上げるための型枠のことです。複雑な形状で、下側は斜めに型枠を設置する必要があります。