型枠工事いろは
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型枠用チェーン

型枠に取り付けたパイプを固定するためのチェーンです。広い場所であれば、パイプをつっぱり棒として利用して型枠を固定するのですが、スペースに余裕がない場合は、チェーンで引っ張って固定する場合があります。

チェーンの取り付け

L字に型枠を設置したときに、面の端から出っ張っているパイプにチェーンを引っかけます。チェーンの両側にはフックがあり、チェーンにパイプを巻き付けて、チェーンの途中にフックを引っかけます。

チェーンの締め付け

そのままだと、チェーンが緩いので、しっかり固定されていません。ここで、ターンバックルという金具を用います。チェーンの途中にターンバックルを取り付けて、ターンバックルの本体を回します。すると、ターンバックルが締まってきて、チェーンが引っ張られ、型枠が固定されます。

チェーンの取り外し

型枠を解体する場合は、ターンバックルのネジを逆回転させ、チェーンを緩めて取り外します。取り外したチェーンやターンバックルは、別の現場で再利用されます。