型枠工事いろは
COLUMN

型枠工事でよく使う工具

型枠工事では、さまざまな工具を使用します。その中でもよく使う工具をご紹介します。

ハンマー

型枠工事で基本となるのがハンマーです。型枠の組立で、型枠に釘を打ち込むときに使用します。

ボックスレンチ/モンキレンチ

ボックスレンチとは、ボルトやナットを回転させるためのレンチです。ラチェット付きのものが便利です。

ボックスレンチやモンキレンチは、フォームタイやスペーサを締め付けたりするのに使用します。なお、フォームタイを回す専用の工具「フォームタイ回し」が別途あります。

ネジ棒のナットを締め付ける場合には、非貫通のボックスレンチだと使用できません。そこで、穴が開いているボックスレンチを持つことをおすすめします。

フォームタイ回し

フォームタイを回すための工具です。ボックスレンチと同じような構造をしていますが、フォームタイのサイズに合わせた寸法で切ってあるボックスレンチです。

バール(釘抜)

型枠を解体するために、型枠に刺さった釘を抜くための工具がバール(釘抜)です。

水平器

取り付けられた棒や板などが水平かどうかを確認するための工具です。アーチ状のプラスチック管の中に、色が付いた水と気泡が入っていて、水平だと赤いラインのところに気泡が入るようになっています。

スクレーパー

スクレーパーとは、型枠の表面にこびりついたセメントのゴミを取り去るための工具です。ヘラのような形状をしています。

インパクトドライバー

インパクトドライバーは、ネジを打ち込むための電動工具で、回転と打撃を同時に行ってくれます。硬い板にネジを打ち込むことは、ドライバーでの手回しでは、時間がいくらあっても足りません。インパクトドライバーであれば、一瞬でネジ締めが可能です。