型枠工事いろは
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止水板をご存知?

前に流し込んで固まったコンクリートと、今回新たに流し込むコンクリートが、コンクリート収縮によって隙間が出来てしまいます。隙間ができると、そこから水漏れが発生してしまいます。それを防ぐゴムの板のことを、止水板と言います。

止水板とは

鉄筋コンクリートの大きな建造物を建てるときには、コンクリートを一度に流し込むのではなく、下からある程度の高さのものを順番に建造していきます。

そのときに、前に流し込んで固まったコンクリートと、今回新たに流し込むコンクリートが、コンクリート収縮によって隙間が出来てしまいます。そして、その隙間から水漏れが発生してしまいます。

それを防ぐために、ゴムの板を敷き詰めて、その上からコンクリートを流し込みます。このゴムの板のことを、止水板と言います。

止水板の種類

止水板にはさまざまな種類があります。単に板状のものや、板の中央に沿って山の筋が入っているもの、水を含むと膨張して止水効果を高められるものがあります。

小さなものであれば、セパレータに設置するゴムの輪になったものもあります。

ダムに使用されるものであれば、とても大きくて、複雑な形状をしているものもあります。