型枠工事いろは
COLUMN

型枠工事とは

型枠とは、建物を建てるときにコンクリートを流し込んで形づくるための板のことです。型枠を設置する工事のことを「型枠工事」といいます。

型枠工事の材料

型枠工事は、単に板を設置すればよいだけではありません。コンクリートを流し込んだときに、コンクリートの重量に耐えられるように補強する必要があります。また、コンクリートを均一な厚さになるように板を設置する必要があります。

そのために、板だけでなくさまざまな材料を組み合わせて型枠工事を行います。

板を補強するためのパイプやパイプサポート。パイプを止めるためのホンタイ。型枠の位置決めをするためのセパレータ。セパレータと板を取り付けるためのPコーンなどです。

形ある建物を建てるための仕事

型枠工事は鉄筋コンクリートの建物を建てる仕事ですので、工事をした後に形が残る仕事でもあります。

型枠工事を通じて社会に貢献でき、それが形に残るので、誇りある仕事だと考えています。

安全に型枠工事をするために

誇りある仕事も安全があってのことです。

型枠工事で、強度が出せないとコンクリートを流し込んだときに型枠が敗れて、コンクリートが流れ出てしまいます。そうならないためにも、型枠工事ではさまざまな安全対策を行います。

型枠の強度計算もしますし、型枠が設置された後やコンクリートを流し込んだ後の検査を行います。

作業の安全性を高めるために、ヘルメットや安全帯を装着し、作業には軍手を着用します。

大きな工事現場では、現場に入るときに施工計画書を提出することもあります。