型枠工事いろは
COLUMN

ビルの型枠工事

高層ビルの場合は鉄骨構造が多いですが、比較的低層のビルは鉄筋コンクリートが用いられます。鉄筋コンクリートのビルは、型枠工事が必要です。

高層ビルは型枠工事があまり必要ない

高層ビルは鉄筋コンクリートを使わずに、鉄骨構造であることが多いです。鉄骨構造の建物では、H型鋼などを組み合わせて建物を建てていきます。壁はパネルを張り合わせ、床もコンクリートを流すだけなので、型枠工事の出番が少ないです。

高層ビルで型枠工事の出番は、地下や低層部分です。

ビルの型枠工事

ビルにはテナントビルやオフィスビルがあります。どちらもマンションと比べて、部屋の構造が簡単ですし、複雑な部屋はパーテーションで行うので、型枠工事の仕事内容は複雑ではありません。

しかし、壁が大きい分、コンクリートが流し込まれたときに、型枠の中央部にかかる圧力が強くなります。そのため、型枠をしっかりと補強する必要があります。

スラブの部分でも同様です。各部屋の面積が広いので、パイプサポートを入念に入れ込みます。パイプサポートを入念に入れると、部屋の中が串刺しのようになるので、初めて見られる方は驚かれることでしょう。