型枠工事いろは
COLUMN

鉄筋かぶり

鉄筋はコンクリートで覆われていますが、鉄筋かぶりとは鉄筋を覆っているコンクリートの厚みのことです。鉄筋が錆びないようにするために鉄筋かぶりを設けます。

鉄筋かぶりとは

鉄筋かぶりとは、鉄筋からコンクリートの外側までの距離です。鉄筋はコンクリートで覆われていますが、鉄筋を覆っているコンクリートの厚みのことです。

なぜ鉄筋かぶりが必要なのか

鉄筋コンクリートで柱や壁を作るときに、「鉄筋かぶり」を設ける必要があります。なぜなら、鉄筋は錆びやすいためです。鉄筋が錆びてしまったら鉄筋コンクリートの強度が低下してしまいます。

鉄筋かぶりがあると、鉄筋が外部にむき出しになることはありませんので、鉄筋が酸化から守られます。

鉄筋かぶりを一定厚で作る方法

鉄筋かぶりの寸法は一定の厚みであった方が良いことは明らかです。その一定の厚さを維持するために、鉄筋と型枠の間に「スペーサ」を設置します。スペーサはいろいろなタイプがありますが、円形のものであれば、鉄筋にはめ込んで、型枠と鉄筋の距離が一定になるようにします。