型枠工事いろは
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モルタルとコンクリートの違い

モルタルは、原料であるセメントに砂を混ぜたものです。コンクリートはセメントに砂と砂利を混ぜたものです。モルタルに砂利を混ぜることでコンクリートになります。

コンクリートの性質

モルタルとコンクリートは、砂利が混ざっているかどうかの違いだけですが、性質が大きくことなります。

コンクリートは圧力に強くなるという性質があります。ただし引っ張りには弱いので、建物にコンクリートを使用する場合は、鉄筋と組み合わせられます。これを鉄筋コンクリートといいます。

また、コンクリートは音を遮る性質が高いと言われています。鉄筋コンクリートの建物が静かなのはこのためです。

モルタルの用途

モルタルよりもコンクリートの方が優れているように思えますが、それぞれの用途があります。モルタルはレンガやコンクリートブロックのつなぎに使用されますし、外壁や屋内の床の仕上げに使用されたりします。仕上げで左官屋さんが使用する、モルタルを壁の表面に塗る道具を「左官ごて」といいます。