型枠工事いろは
COLUMN

型枠施工技能士

型枠工事は技術を要するものです。コンクリートを流し込んだときの重みや圧力で、型枠が壊れてしまうことがあります。知識や経験でもって、しっかりと型枠を施工すべきです。型枠施工技能士は、型枠工事の技能を有することを認定する資格です。

試験は1級と2級の2種類

試験には1級と2級があります。2級の方が簡単に取得できますが、どちらも実技試験があるので、型枠工事の経験が問われます。実技試験では、与えられた時間の中で、実際に型枠工事を行うというものです。

この資格を取得することで、型枠工事に一定の実力があると認められるものです。

受験資格

型枠施工技能士を受験するためには、実務経験が必要です。2級の場合は、大学や専門学校を卒業していたら免除されたりしますが、1級は実務経験が必須となります。

1級の実務経験の年数は、2級を取得した人、特定の学校を卒業した人などで異なってきます。

試験の内容

型枠施工技能士の試験内容は、学科試験と実技試験があります。

学科試験では、型枠工事の施工方法や材料について、鉄筋コンクリートのこと、図面のこと、法規、安全衛生に関する内容です。

実技試験は、先ほど述べましたが、決められた時間内に、指定された図面通りの型枠工事を行います。