型枠工事いろは
COLUMN

型枠工事の部材

型枠工事で使用する部材は、主に「ベニヤ板」「パイプ」「サポート」の3種類です。図面に合わせてベニヤ板を設置し、パイプで補強します。天井はサポートを支柱として支えます。

ベニヤ板

ベニヤ板は、流し込まれたコンクリートの形を決めるものです。ベニヤ板を設置した場所でコンクリートが固まるので、図面通りにしっかりと施工されることが求められます。

ベニヤ板には、表面がツルツルのものがあります。これは打ちっ放しの壁を作るときに使用します。

パイプ

パイプはベニヤ板を補強するために用います。型枠の中にコンクリートを流し込んだら、ベニヤ板には高い圧力がかかります。パイプで補強しなければ、ベニヤ板が変形したり、場合によっては破れてしまったりすることでしょう。

パイプは、コンクリートの形状を保つためにも大切な役割をします。

サポート

パイプを設置するだけでは強度が保てない場合や、天井のコンクリートを支えるために使用するのがサポートと呼ばれている、長い棒です。

サポートの両サイドには四角い板が付けてあり、支持棒として利用できるようになっています。また、サポートにはネジが切ってあり、ハンドルでネジを回していくと、長さ調節ができ、しっかりとサポートを固定することができます。