型枠工事いろは
COLUMN

型枠工事のサポートとは

型枠工事にはサポートといわれる部材があります。スラブの型枠を下から支えるための支持棒の役割をします。

スラプの型枠工事では、ベニヤ板がコンクリートの自重に耐えるために、ベニヤ板の下側をパイプで補強します。そのパイプを下から支える部材がパイプサポートです。略して「サポート」と呼んでいます。

パイプとサポートの組み合わせで、ベニヤ板がたわまないようにします。

サポートにはネジが切ってあり、一定の高さに調整したら、ネジを回して長さを調整し、パイプをしっかりと支えるように設置します。コンクリートが固まるまでの支柱になります。

サポート設置時の注意点としては、サポートが倒れないようにすることです。

サポートには、さまざまな種類の長さがあります。長さの単位は、メートル法ではなく、尺を使っていることが多いです。「６尺のサポートを用意して」という具合です。

サポートの材質は鉄が多いと思います。パイプ状のものですが、重量感があります。