型枠工事いろは
COLUMN
打ち放し工事での注意点
マンションの1Fエントランスなどでは、打ち放し工事を行うことがあります。打ち放し工事とは、コンクリートに塗装やタイルを貼ったりせずに、そのままの状態にしておく工事です。打ち放し工事での主な注意点をまとめました。
(1)使用する資材・金物
打ち放し工事の箇所を把握し、打ち放し工事で使用する資材や金物が、打ち放し工事に対応したものかどうか、型枠工事を行うときに確認します。
(2)型枠の取り付け方(施工方法)
どのような型枠工事でも注意点でありますが、打ち放し工事でも取り付け方に注意します。
(3)型枠の締め方(パイプで固め方)
これお同様です。打ち放し工事で型枠の締め方が均一でないと、打ち放し工事がきれいに仕上がりません。
(4)コンクリート打設方法(どの様に打設するか)
打ち放し工事では、気泡ができてしまったら仕上がりが悪くなります。コンクリートの打設にも注意が必要です。
(5)打設後(養生期間)
コンクリート打設後に養生の期間を充分に設けます。
(6)型枠材解体
打ち放し工事では、表面の仕上がりが大切です。型枠材を解体するときにも、壁を傷つけないようにします。
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