型枠工事いろは
COLUMN

型枠工事のパーマネント工法

型枠工事ではさまざまな工法があり、日々新しいものが開発されています。型枠スラブ(天井)の工法として、パーマネント工法があります。

パーマネント工法の特徴

パーマネント工法では、通常のサポートとせき板を支えるパーマネントサポートを配置します。コンクリートを打設した後、パーマネントサポートを残して、通常のサポートを取り去りスラブ型枠を撤去します。パーマネント工法は、コンクリートが乾ききってから型枠を撤去するよりも、工期を短くすることができます。

パーマネント工法でのデメリット

パーマネント工法は、夏場であればコンクリートが早く乾くので良いのですが、冬場ではコンクリートが乾いて強度が出るまでに時間がかかるので、コンクリートの強度が出ないままに型枠を撤去することもあり、技術が問われます。