型枠工事いろは
COLUMN
パイプサポートの水平つなぎとは?
パイプサポートは、高さが3.5mを超える場合には、高さ2m以内で水平つなぎを設置します。水平つなぎとは、パイプサポート同士を棒でつなぎ合わせる部材のことです。パイプサポートと水平つなぎは、緊結金具で固定します。
パイプサポートは、スラブや梁などの型枠を下側から支えるために、垂直に立てる棒のことです。長さにはいろいろな種類があり、長さ調整ができるので、天上などの高さに合わせて種類を選んで、長さ調節をして使用します。
パイプサポートの長さが3.5mを超えた場合
パイプサポートの長さが3.5mを超えた場合には、たくさん立てられたパイプサポート同士を固定しなければなりません。そのために使用される部材を、「水平つなぎ」と言います。
水平つなぎは、金属製のパイプです。これを、床から2m以内の高さに、そしてその上側も2m以内の高さに、最後は天井と水平つなぎも2m以内の高さにそれぞれ設置します。4m以下であれば、パイプサポートの中央に当たる2mのところに水平つなぎがあれば良いということです。
平つなぎの接続
水平つなぎは、パイプサポートに固定するためには、緊結金具と言って、パイプを締め付ける箇所が2つくっついていて、そこが回転しますので、直角だけでなく角度をつけてパイプを固定できます。
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