型枠工事いろは
COLUMN
型枠工事の品質管理
型枠工事の品質管理では、材料の品質、材料加工の品質、組立の品質、コンクリート打設時の品質、取り外しの品質を検査し管理します。
材料の品質管理
型枠の材料には、主にせき板、支持工、金具があります。それらの材料の数量の確認はもちろんのこと、形状や強度などを検査、管理します。特に再使用されている型枠は、入念な検査が必須です。検査を行うタイミングは、搬入時や使用時です。
材料加工の品質管理
材料加工は、主にせき板の加工です。加工されたせき板の形状や強度を検査・管理します。検査を行うタイミングは、加工直後や使用時です。
組立の品質管理
組立での品質管理では、材料の位置や精度を検査・管理します。せき板がしっかり固定されているか、せき板に隙間がないかを検査することが、主な内容です。
コンクリート打設時の品質管理
コンクリート打設時の品質管理では、コンクリートを流し込んでいるときや打設を終えたときに、型枠の変形やコンクリートの漏れがないか、金具に緩みがないかを点検・管理します。
取り外しの品質管理
取り外しでの品質管理では、型枠を取り外したときのコンクリート表面の仕上がりや精度、鉄筋のかぶり厚さを検査・管理します。
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