型枠工事いろは
COLUMN

型枠の点検

型枠の点検は、型枠準備時、組立時、コンクリート打ち込み前、コンクリート打ち込み時、コンクリート打ち込み直後といったタイミングで行います。

型枠準備時の点検

加工された型枠の点検です。図面通りに加工されているか、部品数が満たされているかを点検します。また、現場に持ち込まれる型枠の材料や金具などが、規定の数量を満たしているかを確認します。

組立時の点検

型枠は組み立てた後に修正が難しいため、部分的な組み立てが完了した時点で、その箇所に不備がないかを点検します。問題がなければ、次の組み立てに入ります。

コンクリート打ち込み前の点検

コンクリートを打ち込む前に、型枠の精度や強度が十分に出ているかを点検します。

コンクリート打ち込み時の点検

コンクリートを打ち込むときに、その衝撃や圧力などで型枠が変形したり、金具が緩んだりするなどの異常が発生することがあります。そのような異常がないかを点検します。

コンクリート打ち込み直後の点検

コンクリートを打ち込み終えたら、型枠の変形やパンク、支持地盤の沈下が発生していないかを定期的に点検します。また、型枠に衝撃を与えるようなことがないように注意します。