型枠工事いろは
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梁型枠の組立手順

梁型枠の組立手順は、梁底型枠の取り付けと仮止め、側板の取り付け、セパレータ、フォームタイの取り付け、横端太の取り付け、型枠の締め付けの順に行います。

梁型枠の組立手順

梁型枠の組立手順は、次の流れで行われます。

  1. 梁底型枠の取り付けと仮止め
  2. 側板の取り付け
  3. セパレータ、フォームタイの取り付け
  4. (梁鉄筋の落とし込み)
  5. 横端太(よこばた)の取り付け
  6. 型枠の締め付け

梁型枠の組立方法

梁型枠の組立方法には、梁底型枠をパイプサポートなどで支持して組んでおき側板を後から取り付ける方法と、先に床で梁底型枠と側板を組み立てて締め付けまでしておいて釣り上げる方法があります。

どちらも、小梁などで形状が細かくなることが多いため、締め付けによって型枠が変形する恐れがあります。

床型枠用鋼製デッキプレートを用いる場合の注意点

床型枠用鋼製デッキプレートが用いられる場合には、フラットデッキを介して床のコンクリート荷重を側板が負うことになるので、側板の座屈を防止するための桟木を設置するようにします。

また、梁の両側のフラットデッキの荷重が異なると、底板を支えるパイプサポートは鳥居型にして、両側の負荷を支えるようにします。これを1本のパイプサポートだとデッキプレートの荷重が思い側の側板が下がってしまうからです。