型枠工事いろは
COLUMN

合板型枠施工の流れ

合板型枠施工の流れには、1.墨出し、2.型枠材料の加工、3.組み立て、4.コンクリート打ち込み、5.型枠の解体の5つのステップを踏みます。

1.墨出し

墨出しは、型枠を配置する場所に黒色の線を入れていくことから「墨出し」と言われています。現在ではレーザーなどの機械を用いて行うことも多いです。

2.型枠材料の加工

現場に搬入された型枠部材は設計図に合わせて加工します。

3.組み立て

鉄筋が組まれたら型枠の組み立てです。型枠の組み立てでは、墨出しの線に沿って行います。コンクリートの中に埋め込まれる配管やボイドなどの設置、金具などによる型枠の補強が行われた後、各種点検・検査を行います。

4.コンクリート打ち込み

型枠の上部からコンクリートを打ち込みます。コンクリートの打ち込み時には、型枠の変形に注意します。

5.型枠の解体

コンクリートが固まったら、型枠を解体していきます。取り外された型枠で使いまわされるものは補修します。