型枠工事いろは
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型枠用紙管

コンクリートの型枠用のせき板に、紙管を用いる場合があります。円柱状の構造物をつくる場合と、コンクリート構造物に円形の空洞を作る場合に用いられます。

型枠用紙管の構造

型枠用紙管は、紙の筒とは言え、かなりの強度があります。主にスパイラル紙管が用いられます。スパイラル紙管とは、帯状の紙を幾重にも交互に、スパイラル状に巻いて、筒状にしたものです。

型枠用紙管は、紙製なので水に弱いため、型枠用紙管の表面にはポリエチレンフィルムが巻かれるなどの耐水処理が施されます。

型枠用紙管のサイズ

型枠用紙管のサイズには、小さなものから人がゆうに入れるぐらいの直径のものもあります。また、長さに至っては、スパイラル紙管は基本的に長さに制限がないため、運ぶことができる長さが限界になります。

型枠用紙管の厚さは、3mmを超えてくると、人の手では潰すことが難しくなるぐらいの強度が出てきます。