型枠工事いろは
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型枠組立図とは

型枠組立図とは、その名の通り型枠を組み立てるための図面です。コンクリート躯体図を検討して、各施工場所の特徴を把握しながら、型枠組立図を作成します。

型枠組立図の内容

せき板に接して補強する内端太と内端太に直交して指示する支保工(外端太)がありますが、型枠組立図にはそれらの配置を記入し、それらの配置のバランスを考慮しながら補強方法を記入していきます。

型枠組立図には、標準箇所の型枠組立図と、階段やバルコニーなどの特殊な形状の箇所の型枠組立図が作られます。

型枠組立図を描くときのポイント

型枠組立図が作られると、基本的にその通りに型枠工事が行われます。型枠工事で無駄をなるべく軽減するために、型枠組立図には使用する部材の種類をなるべく少なくし、せき板などは寸法を統一して他の階でも融通して使用できるものを用いるようにします。

また、使用する部材の運搬のことも考慮して、使用する材料の重量や寸法に注意しながら、使用する材料を選びます。