型枠工事いろは
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コンクリートのジャンカとは?

コンクリートを打設して固まり、型枠を外したときに、コンクリートの表演がなべらかでなく、凸凹してザラザラしてしまうことがあります。このような状態のことを、「ジャンカ」といいます。

ジャンカが発生する原因

ジャンカが発生する原因は、セメントに水や砂、砂利などをまぜたものです。これらは比重が異なるので、打設しているときに分離してしまう場合があります。この分離がジャンカになります。

コンクリートを流し込むときに、横方向の移動が長かったり、高さの高いところからコンクリートを流し込んだりしたときに、分離しやすくなります。

ジャンカを防ぐ方法

ジャンカを防ぐ方法は、コンクリートの流し込むときに工夫をします。また、それを防止するために、バイブレータと言って、振動する棒のついた機械でコンクリートに振動を与えて、ジャンカを防ぎます。

窓枠のジャンカを防ぐ方法

壁の型枠で、窓枠を取り付けたい場合は、窓枠のところから空気が抜けるように、型枠に空気穴を設けることをしたり、大きな窓枠の場合は、窓枠のところからもコンクリートを流し込んだりして、ジャンカを防ぎます。