型枠工事いろは
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鉄筋の先端に被せるキャップの役割

鉄筋コンクリートの現場で、鉄筋が下から垂直に出っ張っている場合、その先端に黄色いものが被せてあることが多いと思います。その名称をプラスチックキャップ、もしくは単にキャップと言います。

鉄筋の先端は鋭利になっている場合があります。そこに肌が触れてしまったら、怪我の元になります。また、下から出っ張っているので、鉄筋が作業服やズボンに引っかかり、作業効率や安全性に問題が出てしまうことがあります。夜になってくると鉄筋の存在に気が付きにくいこともあります。

そういったことを防ぐために、鉄筋の先端にキャップを被せます。