型枠工事いろは
COLUMN

ハーフプレキャスト工法

ハーフプレキャスト工法とは、鉄筋トラスが埋め込まれたハーフプレキャストを床材として並べていき、その上からコンクリートを流し込む工法です。

ハーフプレキャスト工法の施行の流れは、次のように行われます。

１．工場で制作されたハーフプレキャストを現場に運び込みます。

２．クレーンで釣り上げて床に敷き詰めて、据え付けます。

３．設備配管を施工し、床面となるコンクリートを流し込みます。

ハーフプレキャスト工法のメリットは、ハーフプレキャスト自体に強度があるため、支保工が必要なくなる点です。その分だけ、施工の手間が省略でき、支保工の点検や不備による事故を防ぐことができます。

デメリットは、ハーフプレキャストを建物の施行階までクレーンで運ばなければならない点です。