型枠工事いろは
COLUMN

組み立てた型枠の内側の清掃

型枠の組立ができたら、型枠の内側に入り込んでしまったゴミを清掃します。清掃しないでコンクリートを流し込むと、コンクリートの中に入ったゴミによって、コンクリートの強度に影響が出るからです。

型枠の中に入り込むゴミ

型枠を組み立てた後に、その中にゴミが入ることがあります。ゴミの種類としては、型枠の切りくずや木片、落ち葉が主なものですが、別の人が落としてしまったものや、ひどい場合には、たばこの吸い殻が落ちていることもあります。

ゴミはそのまま放置することができませんので、掃除します。

型枠の内側の清掃

型枠の内側を清掃する方法は、いくつかあります。

型枠の高さが低い場合には、掃除機でゴミを吸い取ったり、ブロワーで吹き飛ばしたりします。

大きなゴミが落ちている場合には、マジックハンドなどを用いて取り除く場合もあります。

高圧洗浄機で水を吹きかけて掃除する場合もあります。その場合は、柱や壁の型枠に掃除口といわれる開口部を設け、ゴミや水が出てくるようにしておきます。掃除口は、コンクリートを流し込むときに閉じます。